下町ロケットのキャストにルー大柴さんが、さてその第１話は・・

１０月１８日に放送した下町ロケットのキャストは多くの芸人が
起用されています。

小説の役イメージがそのキャストとどうマッチしているか、ドラマの面白さの一つです。

第１回の放送では導入部分にロケット打ち上げシーンがあり、場面展開すると、
芸人、ルー大柴さんが登場します。

その役は「京浜マシナリーの調達部長」徳田修です。

ルー大柴さんのオフィシャルブログのヘッダは「TOGETHER」、ルー語がまず最初に出てきますね。

そして、サムタイムズ（時々）イート（食べる）する、などが続きます。
浅井企画のお笑いタレントの演技を皆さんどう感じましたか？


さて、TBSでは池井戸潤の小説を、2013年に「半沢直樹」を、2014年に
「ルーズヴェルト・ゲーム」を放送しています。

下町ロケットは第3作目のドラマですね。


高視聴率を得たのは、やはり、“やられたら倍返し！”で社会現象にもなった、
「半沢直樹」で、原作は「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」です。

キャストの堺雅人が豹変する演技に視聴者はスカッとしたのではないでしょうか。

このドラマを観て、池井戸潤の名前を知った方も多いはずで、私もその一人でその後
立て続けに池井戸潤の作品を読み続けました。

この下町ロケットもその一冊です。

番組の視聴率は一回、16.1％、二回、17.8％とかなり高い成績を残しています。

さて、池井戸潤は元銀行員なので、銀行を舞台に書いた小説と言うことで注目をされました。

ですのでキーワードは“銀行”です。
銀行内部を描くことで、半沢直樹から銀行の内幕を知った方も多いと思います。

でも、実際、銀行員に聞くと「ドラマのようなことはないよ」と言います。
私の短い経営者経験からぴったりと当てはまる部分もありますので、やはり
銀行マンの立場は微妙ですね。

さて、直木賞受賞作の「下町ロケット」ですが、主人公の佃航平を
阿部寛さんが演じます。
余談ですが、ＴＢＳではラジオでも2012年に放送しておりますね。

ドラマは、種子島宇宙センターでは誰もが固唾を呑んでモニタを見つめるシーン
から始まります。

そしてカウントダウン。

さらにメインエンジン・スタート。
そして・・・異変。
発射後212秒、ロケットは海に還ってしまったのです。
そうです失敗です。

打ち上げの総責任者は爆破を決断し、ロケットは佃が心血を注いだセイレーンと
ともに海に消えたのです。

小説もこのシーンからはじまります。プロローグから宇宙へ導き、読み進むと
その迫力の世界に入り込んでしまいます。

ドラマは、場面が変わり、ルー大柴さんの役「京浜マシナリーの調達 部長」徳田修が登場します。

第一章　カウントダウンの冒頭です。
徳田は、「実はね、佃社長にわざわざお越しいただいたのはウチの調達方針が
変わったことをお伝えしようと思ったからなんだ」つまり、発注のキャンセルです。

佃製作所の最初のピンチは得意先の発注キャンセルでした。

下請け企業が常に抱えている得意先との信頼関係が崩れていくシーンです。

ルー大柴さんはいやらしい役でしたね。
失礼ですが「チョイ役」で登場しました。その後の展開は・・・・

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