SSブログ

下町ロケットのキャストに「そのまんま東」が出演した第1話。 [TVドラマ]

下町ロケットのキャストは芸人が多く出演しています。
第1話で白水銀行支店長、根本節生役にそのまんま東(東国原英夫)氏が登場しました。
銀行内の人間模様を浮き彫りにした池井戸潤の世界です。

【銀行の支店長】

支店長、根本節生は不機嫌な顔で黙り込んでいます。
いろいろ理由をつけて、佃の融資申し込みを断るシーンで小説のイメージとはだいぶ違います。
「そのまんま東」さんが演じる銀行の支店長です。

そのまんま東さん、本名、東国原英夫(ひがしこくばるひでお)さんですね。
1957年生まれ、たけし軍団でビートたけしの最初の弟子です。
政治家としても活躍しました。
第17代宮崎県知事や元衆議院議員でもありました。

東さん役の銀行支店長は中間管理職です。
成績を上げて本店に戻りエリート街道を進むか、各地の支店を回りながら定年を迎えるか、
が定めです。

大昔のような護送船団方式で年功序列の組織であれば、
ミスをしない、大きな失敗をしない等の減点がなければ出世もできました。

しかしバブル崩壊後の金融は、神話が崩れ合併で体力をつける戦略を選んだのです。
積極的な融資ができない支店長の裁量で融資ができない時代です。

【部下の進言】

さて、ドラマは融資が断られ窮地に立たせれている佃に部下が勇気を持って
進言するシーンです。

大企業であれ、中小企業であれ、部下が上司に対して意見を言うことはとても
勇気がいることです。

大多数の社員(職員)は事なかれ主義で上司の命令や方針に従って仕事を遂行して
いれば、波風が立たない訳です。

上司の文句や会社の嫌味は居酒屋で発散するのがお決まりのパターンです。

指示や方針が自分の意志に反していても合法的であれば上司の命令には逆らうことは
できません。

【経理部長】

さて、下町ロケットは、銀行を出た帰り道に、車の助手席で殿村経理部長がつぶやきます。
勇気を持ってつぶやくのです。

“夢を追いかけるのは、しばらく休んではどうですか”と。
佃は思わずブレーキを踏み、殿村を見つめました。

やけに思いつめた男の表情がそこにあったのです。

殿村氏は佃社長に何を言うつもりなのか?銀行の都合を語ろうとしているのか?

「あなたは、もう研究者ではない、経営者なのだ。せっかく上げた利益が研究費
に消えていく。そのように思っている従業員は沢山いる。このままであれば社内は
バラバラになってしまう。
本当に実利に基づく研究テーマに絞るべきだ」と言ったのです。

佃社長は言葉を失います。殿村の必死さが伝わったからです。

はっきりと口にだして言うのは勇気がいることです。
佃が激情し出向解消になるかもしれない。
それでも殿村は進言しました。彼が佃製作所を真剣に考えているシーンです。

佃は言いました。「ありがとな、殿村さん」

【訴状】

二人が帰社しました。しかしそこに待っていたのはナカシマ工業の新たな難題だったのです。
一通の封筒、それは“東京地方裁判所”から送付されてきた訴状でした。






絞り優先AE











nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。